海辺のカラス

四国高松で暮らすことになった僕の家出少年的日誌と釣行記

『海辺のカラス』について

まず、そうだな。このブログについていろいろ確認しよう。
どんなブログかをとりあえず押さえておいたほうが、読み手にも自分にもいいだろう。

■『海辺のカラス』とは

この4月に四国高松へ移り住む僕、Umigarasuの日誌的なもの。
中心になるのは釣り関係の話題だろうか。需要あれ。
せっかく遠くへ行くので、新しい街での生活とか四国の楽しみについても書いてみたい。

あとはまぁ好きなモノや作品について話。
基本的に全然詳しくないので、ただの個人的な感想になる。
作品のレビュー記事って、当然読み手にオススメするわけだから大概のものはあらすじ書いてネタバレしないようになっているよね。
このブログではそういうんじゃなくて、読み手もそれを読んだ・聴いた・観たの前提で
「あぁ、あのシーンいいよね!」とか
「そうなんだよ、俺もそう思ってたんだよ!」とか
「は?ちげーよお前なに言ってんの?」とか
感じてもらえるようなものを書きたい。ので、たぶん普通にネタバレします。

■Umigarasuとは

ギリ平成生まれゆとり育ち、コミュ力低そうな奴はだいたいトモダチ(と心の中で思ってる)。
やたら人目が気になる30代男性独身。たぶん中二病。横浜や湘南のドブ川と長野の山で育つ。
好きなものは釣り、動物、旅。人生のバイブルは『海辺のカフカ』と『ルドルフとイッパイアッテナ』。
まぁ、この辺を押さえておいてもらえれば記事も読み進めやすいだろう。

■ブログタイトルどうしよう問題

ブログを始めようと思い立ってから数週間。書きたいことやコンセプトが大筋浮かび、あとはタイトルを考える段になったのだがこれがまぁ難しかった。

高松へ行くわけだし『海辺のカフカ』になぞらえたいよな。まず『~~の~~』という響きがいい。カモメのジョナサン、山手のドルフィン、海辺のカフカ・・・うんうん、いい感じ。

問題は『海辺の』と『カフカ』どちらを採るかだが。フランツ・カフカ読んだことないしな。シシド・カフカはキレイで好きだけど、こんなむさくるしい独身30男が「ブログタイトルはシシド・カフカからです!」なんて言ったら「は?」ってキレられそう。うん、釣りブログっぽく『海辺の』を採ろう。海辺のジョナサン・・・魚を捕るカモメをモチーフにするのは自分っぽくていい。が、ジョナサンの主張が強すぎて海辺のカフカ感なくなるな。あと単純に海沿いのファミレスっぽい。

やはり3文字がいい。あれこれ悩みながらスマホとにらめっこしていると偶然『カラス』という言葉に出くわした。カラス・・・いいんじゃない。

カフカというのはチェコ語でカラスのことです
出典ー村上春樹,『海辺のカフカ 下』,新潮社,平成17年,p.192

少年カフカの隣にはいつも“カラスと呼ばれる少年”が付き添っている。さらに海とカラスで思いつくのはウミガラス。海中へ潜り、魚を捕らえる。モチーフとしてもいい感じ。細かいこと言えば分類上はカラスじゃないがこの際どうでもいい。今日から僕はUmigarasu。

というわけで、中二病全開な感じに落ち着いてしまった。こんなもの読んでもらえるのかわからないが、自己満足なのでよしとしよう。匿名性あると恥ずかしいことできていいね。では、次の記事で。

2020.03.01