海辺のカラス

四国高松で暮らすことになった僕の家出少年的日誌と釣行記

1人暮らしの強い味方『激うま薬味まみれポン酢』を開発した

1年あまり実家暮らしをしていた僕にとって、久々の1人暮らし。

男1人暮らしだと心配されがちなのが、掃除、洗濯、そしてメシである。ちゃんと食ってんのかと。やかましいわと。そんなやりとりをした経験が、1人暮らしをしたことのある者なら誰しも一度はあるだろう。

いや、そりゃちゃんと作って食べたほうがいいのは百も承知だよ。初めてひとり暮らし始めたとき、絶対メシは自分で作ろうと固く決心したもん。けどさ、できなくなっちゃうわけじゃん結果として。コンビニは友達。母さん、セブンイレブンのおかげでこんなに大きくなりました。

そして1年経って春が来て翌年もまた思うのである。

「今年こそ絶対自炊する」

■僕が自炊したい理由としなくなる原因

まず誰もがそうであるように出費を抑えたい。1人だと大してちがいあるか?とも思うけど、それでもやり方次第でいくらでも安くはなるだろう。夜のスーパーの総菜という手もあるが、あんなに美味そうに並んでると、ついいくつも取っちゃうんだよな。で、トータルぜんぜん安くならないんだよ。結局ついでにビールとか買っちゃうしな。

もうひとつは健康のため。最近、体型面で不安が隠せなくなってきた。高校生のときから変わらなかった体重が、ここへきて4kg増。マズイ。ひじょーにマズイ。これが30代というやつなのか。引きこもり生活と四国へ旅立つ前の暴飲暴食が効いたにちがいない。これはヘルシーな食生活を送らねば。

逆に、自炊しなくなる原因はめんどくささ一択である。

とにかく、調理のプロセスにおける障壁や手間を限りなく減らすこと。これが大事。
長野にいたとき田舎というか山の中すぎて、借りることのできる家が2階建て1軒屋の公営住宅しかなかった。格安だったが、広すぎたのがまずかった。コタツのある居室8畳、ふすま隔ててリビング8畳、その先にキッチンとなるとな、もう絶対台所行かない。

スーパーが遠いとか、冷凍庫に霜がつきまくってるとか、包丁が切れないとか、足元が寒いとか。こういう要素を潰す。快適に調理できる環境があって、はじめて自炊が成り立つのだ。

■秘密兵器『激うま薬味まみれポン酢』

そこいくと、今回は1Kの快適な居住空間である。キッチンはかなり狭いし、IHの火力がなんか信用ならんという問題はあるが、ほかはまぁよさそうだ。さらに自炊のハードルを下げるべく、開始初日(昨日)にあるものを作った。

『なんにでもかけてOK!激うま薬味まみれポン酢』である。

手順はカンタン。小ネギと大葉を大量にみじん切りにしてタッパーに入れておくだけ。
これを使うぶんだけ出して、おろし生姜とおろしにんにく(もちろん擦った方が美味いが、コンセプト的にチューブを使用)を入れて混ぜ、ゆずポンをダバダバかければ完成である。

昨日は豆腐と豚コマとレタスを湯がいてこれにディップ。今日は余った豚コマとレタスを炒めてご飯にのせ、上からかけた。超美味い。なんなら白米にそのままかけてもいい。ゴマ油とか入れてもいいなぁ。初期投資はそれなりだが、1回の使用分で割ればたいしたことないだろう。

これがあれば自炊生活なんて余裕だよ余裕。恐ろしいものを作ってしまったぞ。