海辺のカラス

四国高松で暮らすことになった僕の家出少年的日誌と釣行記

vs ライギョ/近所のドブでプレデターを捕獲する

緊急事態宣言延長!って言葉としてどうなのよ。

それはさておき、様々な店の休業要請が解除されたこちら香川。どうもこれを外出自粛協力要請解除と認識している人もいるみたいだけど、県のサイトにはそこまで書いてなかったぞ。

ただやはり雰囲気として、外出自粛という点よりも新しい生活スタイルの方に視点が移ってきている気がする。というわけで、僕も情報解禁。三密を避け、繁華街や県外へは行かず、そのへんのドブで恥を晒す遊びを発信するぞ。

■作戦1:トップウォーター

前に近所の散歩で発見した、ハクを食ってるライギョたち。

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ライギョタックルはおろかバスルアーもろくにないので、とりあえず手持ちのシーバスタックルで挑んでみることにした。

ライギョといえばトップでしょう。お得意のザブラ・フェイキードッグを足元のアシ際にキャスト。ダウンでドッグウォークをねちねちねちねち・・・出ない。
対岸のアシ際。そして流心サイド。全然出ない!
次はポッパーだ。ジャクソン R.A.POP。こっちのほうがフロッグっぽいか?これもアシぎw・・・はい出ない!

その他、なに投げても来ず。考えてみればあれだ、こいつらハク食ってるんだもんな。フロッグのイメージで釣れるわけないか。ペンシル系はちょっとだけ期待したんだけどな・・・。

■作戦2:魔法をかける

一度帰って、ルアー入れ替えて再戦。

ミノー、シャッド系を試そうと思っていたが、その前にひらめいた攻撃がー

ジョインテッドクロ― 178!

いや、前やって思ったけどハクパターンって正攻法じゃ勝てないっしょ。大野ゆうきとかどうやって釣ってるのあれ。

umigarasu.hatenablog.com

その点、ジョイクロならもうベイトパターンとか関係ない気がする。まだこれで釣ったことないから偉そうなこと言えないんだけど。ぜったいキミこれ食えないでしょってサイズの魚とかついてくるんだよな。なんかこのルアーには魔法がかかってる気がする。

自分サイドの岸際へダウンキャストし、アシ際をゆっくり引いて回収。すると、なんとアシの中からライギョ様登場!おい、これいけるぞ!

次いで少し沖目に振って、扇型にダウンで流していく。上流を向いている魚の視界のうしろに入るか入らないかくらいの位置でU字ターンするように流し、ターンの瞬間ジャーク!たまらずバイトするライギョ。しかし食いが本気じゃなく、フッキングには至らない。

その後、数尾のライギョがジョイクロに反応してきたが、興味津々でついてきたり、つついたり、眺めたりするだけ。足元まで来るのでエイトトラップかまそうとしたらサオ先を水につけた瞬間に見切って逃げた。

■作戦3:ブラインド

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サイトフィッシングだと、よくも悪くも魚の反応に合わせてしまってだんだん自分が信じられなくなってくる。こうなれば最終手段、堰の落ち込みの下、白泡のなかだ。魚道脇に設けられた、幅1.5mほどの堰の排水部。そこにジョイクロをぶっこみ、ちょーんちょーんと上方向にジャーク。そしてフォール。

次のジャークの動きでロッドが入り、ぐねぐねとした感触が伝わってきた。これ来たんじゃん!?

ボラとコイの絨毯の下からあがってきたのはまさしくー

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どーん!出ましたライギョカムルチー
この模様がイケてます。超かっこいいんですけど!そして初・ジョイクロフィッシュ!

見えてたなかで一番でかいサイズではなさそうだけどそれでもいい感じ。一応測ったら67㎝だった。

こんなの近所のドブにいるんなら楽しいなぁ。当然ナマズもいるだろうし、これからちゃんとトップやフロッグ使って本気のドブで狙ってみよう。